ローンの返済額を計算する

計算する内容
年 か月
返済方式
年 月

計算結果

返済表
返済表(金額の単位は円)

計算の決まり:月利は年利 ÷ 12。毎月の利息は前月末の残高 × 月利の円未満切り捨て。元利均等の返済額は公式の値の円未満切り上げ、元金均等の元金は円未満切り捨てで、割り切れない分は最終回に足します。変動金利・ボーナス返済・繰上返済・手数料・保証料・団体信用生命保険料は含みません。

1. 元利均等返済と元金均等返済の違い

ローンの返し方には、毎月の返済額をそろえる元利均等返済と、毎月返す元金をそろえる元金均等返済があります。元利均等は返済額が一定なので家計の計画を立てやすく、元金均等は最初の返済額が大きいかわりに利息の総額が少なくなります。

借入額3,000万円・年利0.475%・35年(420回)で比べると、次のとおりです。

返済方式毎月の返済額総返済額利息の総額
元利均等77,545円(最終回 77,141円)32,568,496円2,568,496円
元金均等初回 83,303円 → 最終回 71,696円32,499,499円2,499,499円

利息の総額は元金均等のほうが68,997円少なくなります。元金均等は残高が早く減るので、そのぶん利息が付く元になる金額が小さくなるためです。一方で、初回の返済額は元金均等のほうが5,758円多く、返済が進むにつれて少しずつ下がっていきます。

金利が低いうちは利息の差は小さく、金利が高く期間が長いほど差は大きくなります。このツールでは、選んだ方式の結果の下に、もう一方の方式との利息の差を1行で表示します。

2. 金利が少し違うと総額はいくら変わるか

借入額3,000万円・35年・元利均等で、年利だけを変えた場合です。

年利毎月の返済額利息の総額
0.475%77,545円2,568,496円
0.575%78,875円3,126,822円
1.5%91,856円8,578,882円

年利が0.1%違うだけで、毎月の返済額は1,330円、利息の総額は558,326円変わります。1.5%では0.475%より利息の総額が6,010,386円多くなります。毎月の差は小さく見えても、420回積み重なると大きな金額になります。

このツールは固定金利で計算します。変動金利のローンは、途中で金利が変わると返済額や総額も変わります。

3. 積立の複利 — 月3万円・年3%・20年

毎月3万円を積み立て、年3%で運用した場合、20年(240回)後の結果は次のとおりです。

  • 元本(積み立てた額の合計):7,200,000円
  • 運用益:2,648,906円
  • 最終残高:9,848,906円

運用益は元本の約37%です。毎月の運用益は前月末の残高に付くので、運用益そのものにも次の月から運用益が付きます。これが複利で、期間が長いほど残高の伸び方は大きくなります。グラフでは、まっすぐ増える元本の線と、だんだん離れていく残高の線で確認できます。

これは税引前の値です。実際には運用益に税金がかかる場合があり、利回りも毎年一定とは限りません。

4. このツールの計算の決まり

端数の扱い

金融機関によって端数の扱いが違うため、このツールは次の決まりで計算します。

  • 月利は年利 ÷ 12。毎月の利息は、前月末の残高 × 月利の円未満切り捨て
  • 元利均等の返済額は、公式の厳密な値の円未満切り上げ。最終回は残った元金をすべて返すので、返済額が他の回と少し違います
  • 元金均等の毎月の元金は、借入額 ÷ 回数の円未満切り捨て。割り切れない分は最終回に足します
  • 積立は毎月末に入れ、最初の月は運用益が付きません。運用益は前月末の残高 × 年利回り ÷ 12 の円未満切り捨て

金融機関の返済表とずれる理由

同じ借入額・金利・期間でも、金融機関の返済表と数円〜数十円ずれることがあります。主な理由は次のとおりです。

  • 返済額や利息の端数を、切り上げ・切り捨て・四捨五入のどれにするかが違う
  • 利息を月割り(年利 ÷ 12)ではなく、実際の日数による日割りで計算している
  • 初回の利息の期間が、借入日から初回の返済日までの日数で1か月と違う
  • 手数料・保証料などが返済額に含まれている

予定より早く完済する場合

元利均等では、返済額を切り上げ、利息を切り捨てるため、毎月わずかに多く元金を返すことになります。1回の返済額が小さいほど、この差が積み重なって予定の回数より前に完済しやすくなります。たとえば次の場合です。

  • 借入100万円・年利19.5%・50年(600回):545回目で完済(55回早い)
  • 借入1万円・年利0%・600回:返済額17円で、589回目(4円)で完済(11回早い)

住宅ローンのような低金利・高額の範囲ではまず起きません。起きた場合、このツールは返済表をそこで終え、「端数の扱いにより、予定より 55回早い 545回目で完済します。」のように表示します。

このツールに入れていないもの

  • 変動金利、途中で金利が変わる設定
  • ボーナス返済、繰上返済
  • 手数料・保証料・団体信用生命保険料
  • 税金(積立は税引前の値)
  • 積立の取り崩し

返済表は月ごとの CSV でダウンロードでき、表計算ソフトで手元の条件に合わせて加工できます。